量産体制なのです

ヒトでないもの─新たな世界を生み出すもの─ヒルコ。
それは、敵か、味方か、人か、獣か。
審判の日は近い。旧世界を滅ぼすものは、
ヒトか、ヒルコか。
生命の幼年期の終焉に、未来を継ぐものは、
人間なのか、人間以上なのか、それとも人間以外なのか。


トーキョーN◎VA the Detnation
『MAN PLUS』


今、進化という名の扉が開く。



ヒルコ:“パルサー”シリーズの一人
コネ:エクシード
関係:同族、仲間、後輩。

 君は、“忌わしき波動(パナウェーブ)”という悪の秘密組織に改造された改造人間だ。
 しかし君は悪の道に染まりきることが、非情に徹することができなかった。
それは、貴方が改造される前に持っていた、ささやかな矜持の所為からかもしれないし、組織の命令のままに殺した、誰かの涙の所為かもしれない。
組織の追っ手を振り切り、束の間の安寧を手に入れた君だが、偽りの平穏は長く続かなかった。君の前に立ち塞がるはパルサー・エクシード。君と同じ、“パルサー”の名を持つ者。



カブト:フリーランスボディガー
コネ:コノハ
関係:人外の友人、護るべきもの。

 キミには、人外の友人がいる。テング、と呼ばれる翼持ちの友人が。
M∞Nから渡ってきたという彼女には敵が多い。コノハを襲うブラックハウンド、賞金稼ぎ、日本軍。そして果てには悪の組織の改造人間たち。
それでも蓮っ葉な彼女は人間を信じている。
「キミがいるから、あたしは人間を信じられるのさ」
そんな風に信頼されては、人間代表として、彼女を見殺しにできるわけない。



タタラ:N◎VA軍研究者
コネ:北里斜視
関係:同僚、先輩。

 あなたは北里斜視の有能な助手だ。虚弱体質。対人恐怖症。電脳不全。その上、N◎VA軍駐屯地に勝手に作った自分の研究室から出てこようとしないボスに代わって、様々な厄介事を押し付けられる。
フィールドワークが苦手だという彼女に代わって頼まれたのは、N◎VAに上陸した伝染病の蔓延を未然に阻止することだった。




ヒルコ:“イグニス”の悪の怪人
コネ:マスター・オブ・ダークネス
関係:上司、庇護者。
 “堕ちたる権威(イグノーブル)”“忌わしき波動(パナウェーブ)”“狂獣(マッドドック)”…悪の組織は数あれど、それらを束ねる真なる悪とは、たった一つしかない。“天災(イグニス)”。そして“天災(イグニス)”の秘密兵器、最強怪人とは貴方に他ならない。
最強怪人である貴方に命じられたのは、“パルサー”シリーズ──かつての失敗作の抹消だった。




これはまだ書き途中。ぶっちゃけ、ヒルコSSSのリライトに変身ヒーローものを+したもの。
詳しくは後日。