2巻。


神さまなんかいないって、さっきまで思っていた。


『この社会において神は人工呼吸器を付けた老人の姿で描かれる。創生による過労で、神はこの大学病院に運び込まれた。医師たちは手を尽くした。死神に渡りをつけて、延命の手続きを。神は一命を取り留めた。しかし意識は帰らず、脳波計のレゾナンスだけが生存を確認できる全てだ。この社会を成立させた神の貢献は大きい。だが彼を省みる者は少なく、身寄りのない神の病室には死の臭気が漂うばかりである』



後も先もないストーリーだった。だけど、どうしようもなく好きになった。
奥付けをみたら、もう十年前の作品だった。十年、という時間は途方もなく大きく感じられて、わたしはさしたる理由もなく神さまはもういないって、思ったんだ。
だから、本屋さんでそれの続刊を見つけたときはとても驚いたんだ。
見覚えのあるタッチの絵柄と、控えめに添えられた副題と。
……そっか。まだ、続いていたんだ。あの可哀そうな神さまは、どうなったのだろう?
そう。これはただ、わたしが何も知らなかったというだけの話。









三面キャプチャーズの続きが読めるよ。(転送量の関係で今は見れないかも)
http://homepage2.nifty.com/ceramicgirlie/




そういえば昔、落書き。で、三面キャプチャーズとウィッチクレイズとコムコップが読みたーい!って嘯いた覚えがあるのだけど、何年か経って、その内二つはまた読めるようになったね。その巡り合わせにただ、感謝。
今度もまぁ、一応叫んでおくか。誰に届かなくても、それが無駄にならない場所に辿りつけばいいと思う。
十二国記の続きが読めますように(泰国の行く末が気になってしかたありません)
EGコンバットの続きが読めますように(これは、無理かなw)
天剣王器の続きが読めますように(海羽超史郎って、誰か知ってる?)
岩泉舞がジャンプに戻って来ますように(コムコップの人ですよ)